元彼

2005年5月28日
「元彼」と呼ぶには躊躇してしまう人が1人だけいる。
2年くらいまえに 付き合ってはいたけど…

あたしの長かった1日が終わろうとした頃、1本のTEL
その元彼からのTEL。
最近事情があって電話したときに登録しなおしたから、見慣れた名前がでてきた。嬉しさや 動揺といった感情ではなく、なんていうか 好奇心的なもので 急いで電話にでた。
2年経った今だから出れたのかも

「聞きたい事がある。」と彼。
今更なんだろ?って あたし。

「なんで 俺を許せた?」
「…。」

彼は当時26歳 あたしは19歳だった。バイト先の主任で とてもキラキラしてる人だった。曖昧な関係が続いて何時の間にか付き合ってたような気がする。そして8ヶ月くらい一緒だったかなぁ。
あたしは専門学校を卒業し、OLに。
彼は新店舗の店長として配属されて すれ違いの毎日が続いた。

ある日の夜、あたしにさよならを告げた彼。なんとなく知ってた事実。仕事先のバイトの子に心変わりしたこと。
何も言えなかった。

そして2年経った今、サヨナラを告げた彼に訊かれたこと。

別に怒ってたわけでもない。
ただ悲しかっただけ。人の言葉や気持ちほど不確かなものなんてないって 改めて感じただけだから。

でも、彼と出逢って、同じ空間で同じ時間を重ねられたことを感謝してる。別れた後も引きづらなかったのはそのせいもあるだろう。

男と女の関係というよりも上司と部下(?)的なもののほうが近かったような気がする 笑
彼から学んだことは数え切れないし、彼はある意味 理想主義者のあたしを”大人”にしてくれたんだと思う。
今なら 素直に「ありがとう」って言えるの。
あの時の、19のあたしだから彼に惹かれたんだろな。”自分”というものが人一倍強いあの人に。

高校のときに付き合ってた彼と別れて 1年以上引きずって、たくさんの大切なものを失って 空っぽだったあたしは彼の”キラキラ”に憧れたんだと思う。

彼に対する返事は 単純な言葉ではあらわせられないけど
ただ言えるのは

『ありがとう。幸せになってね』

心からそう言いたい。そして そんなふうに言えるほど 成長した自分をちょっとだけ誉めてあげたいと思う。

今、大志のことを精一杯愛してあげられるのも
彼と過ごした日々が糧になってる気がするから。

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